国会議員として、そして公人としての自覚のない議員が多くて本当に困りものです。
今度は自由民主党の大西宏幸議員が検察法案審議中に平気で読書!
呆れてものが言えません。
いったいどんな本を読んでいたというのでしょうか。
大西議員の過去の失言内容とともにお送りしたいと思います。
この記事の内容
- 大西議員が審議中に読んでいた小説のタイトルや内容
- 大西議員の過去の失言内容
大西議員が審議中に読んでいた小説は何?
大西議員が5月13日の検察庁法改正案をめぐる審議中に堂々と読書!
実際、衆議院規則では以下のように参考のための閲覧は良いと規定されているようです。
議事中は参考のためにするものを除いて新聞紙及び書籍等を閲覧してはならない」と規定し、同規則は委員会の議事にも準用される。
引用元:livedoorNEWS
このような規定があるにせよ、この日に大西議員が読んでいた本のタイトルは
「皇国の守護者1 反逆の戦場」佐藤大輔著(中公文庫)
13日の審議とは全く関係がないと思われるものです。
大西議員が読んでいた小説「皇国の守護者1 – 反逆の戦場」佐藤大輔著 (中公文庫)
氷雪舞う皇国北端の地に、鋼鉄の奔流が押し寄せた。圧倒的軍事力を誇る帝国軍怒濤の進撃に、皇国軍は為す術もなく潰走する。殿軍を担う兵站将校・新城直衛中尉は、死力を尽くして猛攻に立ち向かうが――!? 真の「救国の英雄」の意義を問う大河戦記、開幕!
引用元:Amazon
Amazonの書籍紹介を見る限りは全く審議とは関係がないように思われます。
でも、Twitterにこの本の内容に関して投稿されている方がいらっしゃいましたので、参考までご紹介しておきます。
あのさあ、おまえらわかってないみたいだけど「皇国の守護者」第1巻には年寄りの検察官が定年を延長してもらえなかったために飢え死にするって描写が出てくるんだよ。そんくらいわかれや / “ワニ動画に続き小説も 検察法案審議中に自民・大西議員「読んでいたのは衆院のや…” https://t.co/lfvehJhgy5
— ぽんぽん (@ponpon_qonqon) May 15, 2020
一部内容に検察官の定年延長の話が出てくるとはいえ、なにも審議中に読まなくても!と思いますよね。
審議に集中していただきたい!
大西議員は審議中に20分も堂々とこの本を読んでいたそうです。
いったいどんな思いでそのような行動がとれるのか呆れ果てます。
その読書する姿からは「俺の知ったことじゃない。皆で勝手にやってくれ!」と言っているようにさえ思えます。
周囲をバカにし過ぎですよね。
こんな人が政治家なんて・・・。
大西議員の過去の失言内容
大西議員、ダメダメなことで話題になるのは今回が初めてではないようですね。
調べてみると以前には失言もあったようです。
「大西議員 失言」で調べていくと、「がん患者は働かなくていい」といった趣旨の発言が出てきますが、こちらの大西議員は大西英男衆院議員の発言。
今回の審議中に読書をしていた議員は大西宏幸議員です。
その失言の内容は
2017年6月14日に自民党のネット番組「CafeSta」でのこと
蓮舫議員を指して「某党首さんは台湾国籍を持っておられて、台湾というのは通常、中国の国籍も持っておられるということで台湾・中国・日本で三重国籍である疑惑もあったりするんですよね」と発言している。
引用元:Yahoo!ニュース
実際にそのようなことはなく
他の国の国籍を取得した時点で、中国の国籍は自動的に離脱したものとみられるため「日本と台湾、中国の三重国籍」などということは不可能だ。
引用元:Yahoo!ニュース
公人である大西議員はこの時の勉強不足を思い知ったのか、今回の法案審議中にその一部に関連した話題が載っている本を読んでいたということなのでしょうか。
まあ、憶測ではありますが。
例えそうだったとしてもプライベートな時間に読んでいただきたいものです。
まとめ
検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案の審議中に堂々と20分もの間読書をしていた大西宏幸議員。
読んでいた本のタイトルは「皇国の守護者1 反逆の戦場」佐藤大輔著(中公文庫)
その本の一部に、検察官が定年延長してもらえなかったために飢え死にするといった内容があるようですが、それはごく一部であり今回の審議中に参考として読むのはちょっと違うのではないかと思います。
もし読むならプライベートな時間にしていただきたい!
この大西議員は過去にも失言があり
蓮舫議員のことを「三重国籍」ととれる内容の話をしていました。
実際には三重国籍ということはあり得ないそうで、この発言が自分の無知をさらけ出す結果となってしまいました。
そんな過去の出来事を踏まえて今回の審議中にその一部に検察官の話が出てくる内容の本を読んでいたということなのでしょうか。
でも、仕事中に堂々と読書していたら、例えそれが「一部の内容は関係があります」と弁明したとしても許されないことですよね。
一般企業であれば大変なことです。
国会議員って本当に緩いんですね!と思った一件でした。
