コロナウィルスの感染者が相次ぐダイヤモンドプリンセス号。
その客船を運営する会社から乗船された方々へ向けて、「旅費全額返金」の趣旨の文書が公開され話題になりましたよね!
すごい!ふとっぱら!と思うと同時に
「豪華客船の旅費って、いくらなんだろう?」
「スイートルームや窓なしの部屋の料金って、どのくらい違うの?」
「旅費全額返金って、どこからどこまで?」
皆さんも疑問に思われたのではないでしょうか。
豪華客船で、しかも16日間という長期旅行では、かなりの高額になると予想されます。
そこで今回調べた内容はこちら
- ダイヤモンドプリンセスの旅費・部屋別料金
- 部屋別サービス(特典)
- 発表された「旅費全額返金」の内訳
この記事を読むことで、ダイヤモンドプリンセス旅費全額返金に関する情報を詳しく知ることができますよ。

目次
ダイヤモンドプリンセス旅費はいくら?
今回の旅行は日本発着で香港、ベトナム、台湾の3地域を周遊するコース。
豪華客船ダイヤモンドプリンセスの旅費は各部屋によってもかなり差があるようです。
調べてみた結果はこちら
ダイヤモンドプリンセス旅費・部屋別料金
初春の東南アジア大航海 16日間
横浜港発着 2020年1月20日~2月4日
<表内クルーズ代金は1人当たりの旅行代金>
部屋 | クルーズ代金 |
グランド・スイート | ¥1,382,000 |
オーナーズ・スイート | ¥1,290,000 |
ペントハウス・スイート(船尾) | ¥1,197,000 |
ペントハウス・スイート(中央) | ¥1,151,000 |
プレミアム・スイート | ¥1,105,000 |
ヴィスタ・スイート | ¥1,082,000 |
ファミリー・スイート | ¥505,000 |
プレミアム・ジュニア・スイート | ¥743,000 |
ジュニア・スイート(中央) | ¥670,000 |
ジュニア・スイート(前方/後方) | ¥580,000 |
海側バルコニー(中央) | ¥478,000 |
海側バルコニー(前方/後方) | ¥460,000 |
海側(窓あり、開閉不可) | ¥378,000 |
海側(窓あり、開閉不可、一部視界が遮られる) | ¥306,000 |
内側(窓なし) | ¥250,000 |
別途(租税、国際観光旅客税、手数料及び港湾費用) | ¥17,500 |
参考:ダイヤモンドプリンセス公式ホームページ
豪華客船だけあって、かなり高額ですね!
一番リーズナブルな「内側(窓なし)」の部屋でも25万円。
最上級クラス「グランド・スイート」にいたっては、138万2,000円!
その差は、なんと 113万2,000円も!
この料金の差に関しては部屋のグレードのほか、受けられるサービス(特典)にも多少違いがあるようです。
ダイヤモンドプリンセス部屋別サービス(特典)
気になる部屋別サービス(特典)の差も調べてみました。
「スイート」のみ受けられるサービス(特典)
- 優先乗船
- 下船時の専用ラウンジ
- イタリアンレストラン「サバティーニ」での「スイート・ブレックファスト」
- ミニバーでの1回限りのアルコール類とソフトドリンク類(追加注文は有料)
- 生花のフラワーアレンジメント
- ランドリー/クリーニングサービス
- 専用プリンセスクルーズ・トートバック
- 夕食時間帯の自由選択
参考:ダイヤモンド・プリンセス -HISで航く日本発着クルーズの旅
全室(全乗客)共通のサービス(旅行代金に含まれるもの)
- 食事(朝15回、昼14回、夜15回)
- プール&ジャグジー
- フィットネス(一部有料クラスを除く)
- スポーツ施設(ミニゴルフ、卓球、パドルテニス、バスケットボールなど)
- カルチャー教室
- ダンスレッスン
- 子供向け船内プログラム(一部有料プログラムを除く)
- バー&ラウンジ
- 映画シアター
- カジノ
- エンターテイメントショー
- ウェルカム・パーティー
- 星空のレクチャーを受けられる天体観測プログラム
参考:ダイヤモンドプリンセス公式ホームページ
その他、船内全室に備わった標準設備(電話、ミニ冷蔵庫、テレビ、シャワー、トイレ、アメニティ)などは同じようです。
一部の特典と部屋のグレード以外で特に差がないことを考えると「内側(窓なし)」の部屋などは、かなりオトクと言えますよね。
全室(全乗客)共通の別料金サービス
- 各寄港地でのオプショナルツアー
《 鹿児島、香港、チャンメイ(ベトナム)、カイラン(ベトナム)、基隆(台北)、那覇 》 - 展望浴場「泉の湯」の入場料
- フィットネスの一部クラス
- スパ
- 子ども向け船内プログラムの一部
- メディカル・センターでの診察・治療
- フォトスタジオでの撮影
- ワインのテイスティングができるクラブ
- 予約が必要な船内レストランでの席料と一部メニュー
- ルームサービスのチップ
参考:ダイヤモンドプリンセス公式ホームページ
ダイヤモンドプリンセス旅費全額返金の内訳
今回発表された旅費全額返金の内訳はこちら
- クルーズ料金
- プリンセスエアー往復分
- クルーズ前後のホテル宿泊パッケージ
- 送迎料金
- 事前支払い済みの寄港地観光ツアー代
- その他サービス料
- 今回のクルーズ旅行にあたり支払った料金全額
その他、今回のダイヤモンドプリンセス号のクルーズで支払われた料金と同額分がクレジットとして進呈されるとのこと。
このクレジットは2021年2月28日までに予約したクルーズ料金に充てることができるそうです。
ということは、今回と同じグレードのクルーズ旅行を一年以内にもう一度無料でできるということ。
「すごい!気前がいいな」
今回、旅費全額返金のニュースを聞いた時は正直そう思いました。
ですが、日を追うごとに被害が拡大し、乗客は船を降りられないまま辛い思いを強いられていると知り、旅費全額返金くらいはきちんと保証してあげて欲しいという思いに変化していきました。
豪華客船での旅は一生に一度という方も多くいらっしゃったことでしょう。
その夢のような旅を辛い思い出で終わってほしくないですよね。
きちんとした対応を望むところです。
まとめ
今回調べて分かったことは、クルーズ料金だけでも、一人最低25万円~最高で138万円以上。
そこに、下記のような乗船までの交通費や宿泊代も含まれることを考えると、内側(窓なし)の部屋でも一人30万円以上、グランドスイートでは150万円を遥かに超える額になると思われます。
ダイヤモンドプリンセス旅費全額返金の内訳
ダイヤモンドプリンセス クルーズ料金
+
- プリンセスエアー往復分
- クルーズ前後のホテル宿泊パッケージ
- 送迎料金
- 事前支払い済みの寄港地観光ツアー代
- その他サービス料
- 今回のクルーズ旅行にあたり支払った料金全額
+
返金とは別に、今回のクルーズと同クラスの旅行ができるクレジットの進呈(2021年2月28日までに予約した場合に限る)
今後、コロナウィルスの被害が拡大しないことと、被害に遭われた方の一日も早い回復と普段の生活に早く戻れますことをお祈りします。

